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マクドナルドで社会生活技能訓練 ~課外学習体験~

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さまざまな障害を抱えるお子様にとって、放課後等デイサービスに通う最大の目的は「社会生活を円滑にするスキルの習得」です。

2022年最後の放デイでは、佐賀市開成の「マクドナルド」での社会訓練です。

この日を迎えるために、連学舎のお子様たちは、事前に支援トレーニングを受けてきました。

その内容を紹介します。

1.教示 ~インストラクション~

「マクドナルド」に限らず、社会の場において、守らなければならないルールや仕組みがあります。このようなことが必要な理由と、スキルが身につくとどのような効果・結果があるかを指導員がお子様に伝えます。

お子様自身が「意見や感想」を述べて、ルールの必要性を考えます。

2 .リハーサル ~放課後デイでのロールプレイ~

マクドナルドに入店してから「列に並ぶ」「メニューを見る・食べるものを決める」「注文する」「お金を払う」「お釣りをもらう」。

こうした一連の流れを、放課後デイのスタッフを相手にロールプレイをします。

3.フィードバック ~できたことの振り返り~

リハーサルではお子様に自信をつけさせるため、適度なプロンプト(手助け)を与えながら、エラーレストレーニング(失敗をさせない)をします。この時に、お子様の「行動」をを褒めたりします。

自信をつけたお子様に「できたこと」を振り返ってもらい、手順を覚えさせます。

4.般化 ~放課後デイで学習したスキル・体験を、マクドナルドで使う~

この「般化」という言葉はABA(応用行動分析)の目的ともされています。放課後デイで身に着けたスキルなどを、社会の場や他の場面などで使えるようにすることです。

この日参加したお子様たちは、事前のリハーサルどおりの動きで、しっかりと注文ができ、想像を超える「行動」を見せてくれました。

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